BLOG / COLUMN

スタッフブログ・家づくりコラム

  1. TOP
  2. スタッフブログ・家づくりコラム
  3. No.3【釧路・中標津 新築注文住宅コラム】家づくりで大事な断熱と気密の話

2021.06.18

#家づくりコラム

No.3【釧路・中標津 新築注文住宅コラム】家づくりで大事な断熱と気密の話

釧路市・中標津で新築注文住宅をお考えのみなさんこんにちは。
 
釧路・中標津で新築注文住宅を建てる時、「家づくりは間取りなども重要ですが、家の性能が一番重要ですよ」というお話をしてきました。
家の性能が悪いと、夏に暑くて冬に寒い家になってしまうんです。
そこでそんな家にならないよう、今回は家の性能で重要な「断熱」と「気密」についてお話したいと思います。
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「断熱」と「気密」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
基本的に家の外周部分は「断熱材」という物で包まれています。
具体的には外壁と屋根、床下などに断熱材が入っていて、家の中を冬の寒さや夏の暑さから守っているんです。
 
では、この断熱材の特徴を分かりやすいように人の服装に例えてみることにします。
 
断熱材は服装でいうと上着の部分に当たります。
寒い時期は上着があるか無いかで感じる寒さが全然違いますよ。
このように断熱材は1番外側で寒さから守ってくれるんです。
 
では、上着についてもう少し詳しく見てみましょう。
例えばダウンジャケット1つとってみても、すごくモコモコした大きいダウンジャケットもあれば、
数年前からよく見るようになった物凄く薄くて暖かいダウンジャケットもあります。(ユニクロなどでも売ってます)
もし厚いダウンジャケットと薄いダウンジャケットが同じ暖かさであれば、
薄いダウンジャケットの方が断熱性能の高い物が使われていることになります。
 
家の断熱材も同じで、断熱性能の高いものを使えば断熱材が薄くても性能を確保できますし、
断熱性能が低い断熱材を使うなら断熱材の厚みを厚くしないと断熱性能が確保できません。
 
そのため、新築注文住宅の案内をしてもらっている時に、「ウチの会社は断熱材を〇〇㎜も入れているんで暖かいですよ」
という営業トークを聞くことがたまにありますが、このトークは全く意味の無いことが分かります。
使っている断熱材の性能が悪ければ断熱材を多く使わないと暖かくならないので、
断熱材が厚くても何の売りにもならないんですね。
 
種類については、グラスウールという1番良く使われている断熱材や(グラスウールはオススメしませんが)、
ウレタンの断熱材、紙でつくられたセルロースファイバーといった断熱材が有名です。
 
ちなみにウレタンの断熱材が一番オススメですが、実はウレタンにも種類があり、
吹付けウレタンや性能の低いウレタンの断熱材(そのせいで厚さが必要になっている190㎜など)や
ウレタンの厚さが薄い断熱材は、あまりオススメできません。
釧路・中標津で新築注文住宅を建てる際には、ぜひ気を付けていただきたいと思います。
 
 
家の断熱の次は、家の気密について見ていきましょう。
気密というのは日常生活ではあまり聞き慣れない言葉ですね。
でも、家の性能のことを考えると、この気密というのはかなり重要な項目になります。
 
家の気密とは、簡単に言うと空気がどれだけ外に漏れないか(家の隙間)といことです。
 
では、どうして家には気密が重要なんでしょうか?
それでは、先ほどの断熱材と同じように気密を服装に例えてみることにします。
 
先ほど上着を断熱材に例えましたが、1度想像してみてください。
冬の寒い時期、あなたは上着はどのようにして着ていますか?
 
ボタンがあればボタンを閉じて、ファスナーがあればファスナーを閉じて出来るだけ暖かい空気が
漏れないように、また冷たい空気が入ってこないようにする方が多いのではないでしょうか。
寒いのに、上着を羽織るだけで前は開けっ放しという人はあまりいないですよね。
 
実は釧路・中標津の新築注文住宅の気密性についてもこれと同じことが言えます。
 
気密の悪い家は断熱材の性能が活かされず、外の寒い外気がどんどん家に入ってきて、
反対に家の中の暖めた空気は外に出て行ってしまいます。
昔の家は気密なんて考えていなかったので、外気がどんどん入ってきて外と対して温度が
変わらない家なんかもたくさんあります。
 
一方、ボタンを閉じて暖かい空気が漏れないようにしているのが、気密性の高い家です。
1度暖めた空気が外に漏れないので、断熱材の性能が上手く活きているのが分かります。
 
注意したいのが、この高気密住宅というのは簡単にはつくれないという点です。
工夫を重ねてしっかりチェックしないと気密性が高い住宅というのはできません。
それだけ経験と手間が必要になるんですね。
そのため、この気密性が高いかどうかで本当の実力のある住宅会社かどうか、ある程度ふるいに掛けることができます。
 
家の気密性のことを「C値」と言い、この数値がどれくらいか確認すれば良いです。
(C値は数字が低い方が性能が良いです)
FPの家の全国平均の新築注文住宅のC値は0.44となっています。
近藤工務店の新築注文住宅のC値はさらに低いです。
 
家の気密性というのは快適に生活するには重要な問題となってくるので断熱材と合わせて考えていただきたいです。
 
釧路・中標津で新築注文住宅を建てる際は、断熱・気密を考えたお家づくりしてください。

 

釧路市・中標津で新築注文住宅をお考えの方、話を聞いてみたい方はこちらからご来場予約または資料請求をしていただけます。


↓↓ご来場予約はコチラから↓↓
  

↓↓資料請求はコチラから↓↓

 
↓↓インスタグラムはコチラから↓↓ 
                 

↓↓フェイスブックはコチラから↓↓